ナチュラルルヘナ
ハーバルブラウンはナチュラルヘナ(オレンジ色)40%とインディゴ(藍色)を60%(4:6)のプリミックスしたもので白髪は一番好まれる一般的な茶色に染まります。美容室など時間的制約がある人や短時間でヘナでオレンジ色でなく、茶色に染めたいというご希望にマッチするハーブカラーヘナです。ヘナとインディゴの天然成分の2種類のみのミックスです。(染めのサンプルは下の写真の右側から2列目です。)
★ハーバルブラウンで白髪はこのくらいの茶色になります。染めサンプルで使っているのは、白髪のみの毛束で、実際の染めあがりとほぼ同じ色です。(上の写真の右から2列目がハーバルブラウンで染めたもの)
【髪質や染める温度、染め方(塗布の方法)によって多少の差はあります】
ヘナのみでなくこのようにインディゴ(藍色)と併用することで、白髪が茶色系に染まり、これがヘナ染め普及の引き金になっています。
使い方(ヘナ染のコツ)
「ハーバルブラウン」もナチュラルヘナと同様にパウダーをお湯で溶いて、髪に塗りやすい柔らかなペースト状にします。マヨネーズくらいです。ポットから直接お湯をそそいで溶かしてかまいません(90℃〜98℃)。その後なるべくペーストの温度をお風呂の温度(40℃)くらいに保って塗布します。溶かしたあとはペーストが塗布できる温度になったらすぐに塗布を始めます(ペーストの酸化が始ります)。特に冬は部屋が寒い場合、ペーストならびに塗布中の髪に付けられたヘナが冷めると発色がよくならないのでペーストを暖めて、また部屋もあたたかくして塗布します。
 髪に塗布する要領はナチュラルヘナと同様に、頭皮・生え際を特に入念に塗布します。頭皮をブラシで掃除するような感覚でよく丁寧に塗布していきます。インディゴが含まれているハーパルブラウンは溶かした後早く塗布します(塗布時間・放置時間含めて2時間以内に完了するようにしてください)。

ハーパルブラウンに含まれているインディゴは、溶かすと空気中の酸素と反応を始めるので、ナチュラルヘナのように一日置いてから使うということはできません。溶かしたらすぐに使い、塗布時間+放置時間を2時間をめどに終わらせるようにしてください。ヘナの成分抽出の方にウエイトを置き、(ペーストの温度を高めにして、溶かして遅くとも30分以内に塗布を始めます。)

▼まとめると、ヘナ染めのコツは
(1)ペーストの温度をお風呂の温度くらいに、(2)頭皮と生え際に丁寧によく塗布する、(3)塗布後ラップ、タオルターバン、キャップして保温し乾燥を防ぐ、(4)インディゴやインディゴミックスの場合は、放置時間も含めて2時間以内で、となります。