ナチュラルルヘナ
「ニュートラルヘナ」はCssia Obovata(カッシア・オバータ)と呼ばれる植物の葉から作られます。「アワル」(AVAL,AWAL)とも呼ばれます。カラーレスで色の付かないヘナとも呼ばれています。 カッシア・オバータはヘナにそっくりですが髪や皮膚には染まりません、
 Sennna(センナ)の種類は世界中に400種類ほどあり、9〜10世紀にアラビアでは民間薬として知られていました。数種類のセンナには特にアントラキノン、クリソファン酸が含まれ皮膚障害に効果があります。日本でも生薬センナは『緩下薬』として売られています。クリソファン酸にはわずかな黄色の色素があり、色の付かないヘナでも髪や皮膚が薄黄色に染まる場合があります。
 このCssia Obovataは頭皮の痒みや湿疹に効果的で髪の艶をよくする働きがあることが使用された方から寄せられています。髪や頭皮のトリートメントに効果のあるといわれるミックスハーブを30%くらいニュートラルヘナに混ぜて髪に塗ると頭皮や髪のトリートメント効果も倍増するようです。
 ニュートラルヘナのペーストを顔に塗ると皮膚の強化や美白の効果があるようで、取り入れられている美容室もあります。方法は、ガーゼを顔の上にのせ、その上からニュートラルヘナペーストを塗り、10〜15分置きます。
ナニュートラルヘナはハーブの特性を持ちながらカラーレスなので、ハーブのトリートメントや特別なハーブカラー製品を作る時のベース素材として使われています。色をつけなくてハーブの特性の効果を出したい場面によく利用されています。